柴犬との生活に、抜け毛の悩みは尽きないですよね。
そのことを表すかのように数多くの抜け毛対策商品が販売されています。
その中で今回は「コーム」を取り上げてみたいと思います。
こんにちは、超~ずぼら飼い主のそらこです。
愛犬おまめの簡単な抜け毛対策を探す中、店頭でもよく見かけるコームに興味を持ちました。
「コームで抜け毛は取れるの?」「硬そうだけど大丈夫?」「そもそもどうやって使うの?」
早速多くの疑問が浮かんできたので、もう使った方が早い!ということで試してみました。
私が学んだコームの使い方・かけかたを写真と動画で紹介します。
Contents
柴犬へのコームの使い方/かけかたを写真/動画で解説!
人間用の櫛にそっくりなコームですが、柴犬にはどのように使用するのでしょうか。
我が家の愛犬・おまめちゃんに試してみましたよ~。
柴犬おまめに実際にコームを使ってみた~動画編~
ここでは、コームを実際に使っているところを動画で紹介していきます。
まずは荒い目の方で、とかす範囲が広いところに使ってみました。
こちらの動画では他のブラシでブラッシングすることなく、いきなりコームを使用しました。
ご覧いただいて分かる通り、そんなに抜け毛がいっぱいとれるという感じではありません。
すでに抜けてる毛は集めてくれるとのことですが、毛の量によっては処理しきれず動画でもまだ表面に毛が散らかっていますよね。
他のブラシと一緒に使うことで、本来の目的を果たせるものだと感じました。
次は、細かい目の方を使ってみました。
毛が短いので引っかかりもなく、抜け毛もほとんどありませんでした。
個人的にはここはそんなにコームをかけなくてもいいのかなと感じます。
愛犬とのコミュニケーションにはよさそうです。
柴犬へのコームの正しい使い方~画像編~
コームを安全に使用できるように、正しい使い方をチェックしていきましょう。
コームは荒い目の部分と、細かい目の部分でできているものがほとんどで、身体の部位や目的よって使い分けができます。
荒い目・・・・毛が長く範囲が広いところに使用、毛のもつれをほどく目的
細かい目・・・毛が短くてすくないところに使用、毛並みを整える目的
コームは人差し指と親指で挟むように持つ
まずは基本的な持ち方です。
コームの3分の1の部分を、人差し指と親指で挟むようにして持ちます。
他の3本の指は添えるだけにしましょう。
理由は無駄な力が入って皮膚を傷つけないようにするためです。
毛の流れに沿って使用する
コームを使用する際は、愛犬の毛の流れに沿ってとかしていきます。
毛の流れと一言でいっても、身体の部位にいよって様々ですので、かける部分をよく見ながら使用しましょう。
コームは45度に倒して使用する
コームを使用する際、もっとも大切なのが角度です。
安全に使用できる最適な角度は45度くらいです。
皮膚に対して直角にコームを当てると、皮膚に刺すような形になるのでよくありません。
角度が直角にならないように注意しながら使用しましょう。
毛がもつれて通らないときは無理に引っ張らない
コームをかけていると、スムーズに通らずにひっかかることがあります。
そのような時は、無理に引っ張らないようにコームを返すようにして取りましょう。(動画をご参照ください。)
実は私、正しい使い方を調べる前は、ひっかかった時にそのまま引っ張ってしまいました。
すると、結構毛が取れたのです。
おまめも痛がっている様子はなかったので、コームでも意外と毛が取れるなと思っていたのですが、実際には間違った使い方でした。
無理やり引っ張ってしまうのは、愛犬の皮膚を傷めてしまうので注意が必要です。
そもそも、コームは多くの抜け毛を取る道具ではありません。
スムーズに毛をとくことができるように、毛並みを整えるという目的で使用しましょう。
使用後のお手入れは水洗い後しっかりふき取る
コームに付いた毛を取り除いたら、軽く水洗いをしてふき取ります。
その時に刃が折れたりして異変がないかどうかをしっかり確認することも大切です。
1本でも刃が折れた場合は、非常に危険ですのでそのまま使わずに買い替えることをお勧めします。
柴犬へのコームで抜け毛は減る?
先の説明にもある通り、コームは抜け毛を取るための道具ではありません。
表面に出てきているすでに抜けている毛は集めることができますが、多くの毛を取るということには向いていないようです。
そのため、毛がいっぱい取れるという楽しみはありませんが、続ける事で毛並みがよくなりツヤがでてきたという声が多く聞かれました。
コームの役割は”被毛の状態をチェックして整えること”
いかがでしたか?
コームを使用することで、愛犬の被毛の状態を確認することができます。
被毛がもつれて毛玉になっていないかどうかをチェックしながら、優しくとかすことで毛並みを整えていきます。
抜け毛がとにかく多い柴犬の場合、コームだけでは十分な抜け毛ケアはできません。
スリッカーブラシやファーミネーターなどの、抜け毛が多く取れるブラシとの併用が必要です。
ブラッシングの仕上げとしてコームを用いて、ひっかかる部分がなくなればブラッシング完了の目安です。
コームの役割を十分に理解した上で、愛犬の日々のケアに上手に取り入れていきたいですね。