柴犬ファミリーのみなさん、抜け毛とのお付き合いはいかがでしょうか?
私そらこも、3年前に柴犬のおまめを迎えてからは、「抜け毛・換毛期」というワードが頭の中から離れません。
今では最もいい抜け毛対策グッズはないものかと、もはや趣味のように探しています。
そんな私が一番最初に購入したのが、こちらのスリッカーブラシです。
どこの商品か忘れてしまいましたが、針金が柔らかいソフトタイプで、針金の先には丸いカバー付きです。
3年近く使ってきたので、そろそろ新調しようかな~と思っているところです。
改めて調べてみると、おすすめのスリッカーブラシが何種類も出てきました。
「スリッカーブラシってこんなに種類があったんだ!」
「どうやって選べばいいの?」
今回はしっかり考えて購入したいので、おすすめスリッカーブラシを比較してまとめてみることにしました。
Contents
柴犬に適したおすすめスリッカーブラシの比較まとめ!
スリッカーブラシと一言で言っても、検索してみると様々な商品が出ていますね。
素材やブラシの造りによって、抜け毛が取れる量や愛犬の肌への優しさなど、それぞれ特徴があるようです。
調べてみた結果を一覧表にまとめてみました。
まずはおすすめ3つです。
商品名 | 抜け毛が取れる | 肌に優しい | ブラシの手入れ | コメント |
武蔵プロ仕様ソフト | ◎ | ○ | △ | とにかく抜け毛がよく取れる |
ビーボンラバーブラシ | ○ | ◎ | ○ | 肌への優しさはピカイチ |
セルフクリーニングブラシ | ○ | ○ | ◎ | お手入れ簡単 |
その他の気になったスリッカーブラシはこちらです。
商品名 | 抜け毛が取れる | 肌に優しい | ブラシの手入れ | コメント |
ONSソフトタイプ | ◎ | △ | △ | amazon・楽天の人気商品 |
ローレンスソフト | ◎ | ○ | △ | ヨーロッパでは定番 |
SHOWTECHレギュラー | ○ | ○ | △ | ベルギーのプロトリマーが考案 |
ペティオ プレシャンテハード | △ | ○ | △ | コスパNo.1 |
ケイプロステンレス | ○ | ○ | △ | プロトリマーも愛用 |
抜け毛重視のおすすめは武蔵プロ仕様ソフトブラシ
良いと感じた点
・ピン先も丸まっていて、造りもしっかりしており、長く使えそうです。
・柴の子犬の細かい毛まで取れて大変満足です。
・柴にしては毛が柔らかく7kgと小型のうちの子に使ってみたら毛がふわふわになりました。
・軽くなでるだけで柴の換毛期の抜け毛もごっそり取れます。
・今まで使用していたスリッカーブラシとは雲泥の差で使いやすく、愛犬の毛並みもふわふわになりました。
抜け毛がよく取れるけど、使い方に技術がいるというスリッカーブラシはこれまでもよく目にしましたが、こちらは”プロから初心者様まで!”と自信満々に紹介してあります。
実際の口コミを見てみても、「抜け毛がよく取れる」という声に加えて、「使いやすい」「軽くなでるだけで取れる」という声が多くありました。
これまで他のスリッカーブラシを使ってたことがある人が、他との違いを実感しているというような意見も多数あり、武蔵プロ仕様スリッカーブラシの実力の高さがわかります。
先の比較表をみると、抜け毛重視であればONSソフトタイプやローレンスソフトも同じ「◎」評価です。
ONSソフトタイプについては、武蔵と同じく岡野製作所の商品で口コミを見ても満足度が高い商品です。
どちらも高評価なので悩みましたが、安全面を心配する口コミが武蔵の方が若干少なかったという点と、武蔵は一流のプロハンドラーにも選ばれている(プロ仕様)という点で実力的に優れていると感じました。
ローレンスも抜け毛がよく取れるという声がありますが、口コミ数が武蔵の方が圧倒的に上回っていたので、多くの方が使用したうえで高い評価を受けているという点でより優れていると感じました。
また、個人的に一番重視したい安全面に関してですが、満足度の高い商品レビューを見たところクリアできているのではないかなと感じます。
良くないと感じた点
・痛いようで、すごく嫌がります。
・使用後は体中フケだらけになるので、皮膚にも悪そうです。
・ソフトじゃありません…。すご~く硬くて、びっくりしました。
・ブラシに付いた毛が取りにくく、取り方のコツの説明があればと思いました。
多くの口コミがある中の10%未満でしたが、「愛犬が痛がった」「皮膚に悪そう」など安全面に関する不安の声がありました。
どんなに安全だという声が多い商品だとしても、愛犬の皮膚の強さや好みによっても変わってくるので、実際に使ってみないとわからないという点が難しいところだと言えます。
またどんなに抜け毛が取れても、ブラシに付いた毛が取りにくいというデメリットは使用頻度が高いブラシとしては残念に感じます。
コームなどの道具を用いて簡単なブラシの手入れ方法を見つけるといいですね。
肌への優しさ重視のおすすめはビーボンラバーブラシ
良いと感じた点
・皮膚に優しく良く抜け毛が取れます。
・ブラシに付いた毛もさっと取れてストレス無し!
・ゴシゴシとかしても気持ちよさそうにしていて、針金のスリッカーでは取れないトップコートも一網打尽にすることができます。
・柴犬に使っていますがラバーが柔らかく適度な凹凸が気持ちいいのかパピーの頃からおとなしくブラッシングさせてくれます。
スリッカーブラシの口コミとしては珍しく、愛犬の肌への負担を指摘する声が全然ありませんでした。
他のどのスリッカーブラシも安全に使用できたという意見もあれば、反対意見もありました。
そんな中、安全面を心配する意見がゼロということは、肌に優しいスリッカーブラシのトップと考えて間違いなさそうですね。
柴犬の抜け毛対策ではこまめなブラッシングが必要なので、肌への負担が少ないことはとても魅力的だと感じます。
それに加えて、Mサイズでも本体が65gと軽量なところもおすすめポイントの一つです!
私が今使っているスリッカーブラシもほぼ同じくらいの重さですが、このくらいの重さだと使用していて負担を感じません。
愛犬だけでなく、ブラッシングする飼い主にとっても優しいブラシだと言えますね。
また、見た目の可愛らしさからスリッカーブラシとしての性能が心配でしたが、口コミを見てみると「(柴犬などの)短毛種の抜け毛は良く取れる」という意見が多く見られました。
一般的な針金でできているスリッカーブラシに比べたら取れる量は劣るでしょうが、実際に使用した人の意見によると、十分に満足できるレベルのブラシであることがわかります。
良くないと感じた点
・使い続けるうちにゴム部分に静電気が起きるようになった。
洗ってみたり静電気防止スプレーをかけてみたりしたが、櫛の中の毛がとれなくなった。・静電気が出まくって飼い主の体中が抜け毛まみれになります。
・使い方が荒いのか、ひと月ちょっとで既にやや磨耗してきた感があります。
・柴犬のバサバサ抜け毛を処理できるほどではありませんでした。
一方、肌への優しさを実現するためのラバー素材によって、静電気が起こるというデメリットもあるようです。
抜け毛が体にまとわりつく体験は私もしたことがあるので、大変さや不快さはとてもわかります。
着ている洋服の素材によって多少は防ぐことができますが、抜け毛がまとわりついてもいい洋服を着たり、時間がない時にブラッシングするのは避けるなどの工夫が必要ですね。
また、針金に比べてラバー素材は消耗が早く、取り換えるサイクルが早いという意見もありました。
手入れのしやすさ重視のおすすめはセルフクリーニングブラシ
良いと感じた点
・使い勝手がいいし、良く取れて気持ちがいい!
・集めた毛がワンプッシュでポトっと落ちるのが快感です。
・コスパも良く、以前購入した高価な物より取れた毛の始末も楽で使い勝手も良く言うことなしです。
抜け毛がよく取れるということに加えて、ブラシのお手入れが簡単なのは嬉しいですね。
ブラシに付いた抜け毛を除去するという作業は、ブラッシング中に何度も必要な作業なので、本体に付いたボタン一つでできるというのはブラッシングの効率アップにつながりそうです。
スリッカーブラシは基本的に針金が密集しているので、特別な毛取り機能が付いていない限りはどれも同じ実力だという印象です。
コームなどの道具を用いれば簡単に取り除くことができますが、他の道具を用いなくても抜け毛が除去できるのが、セルフクリーニングブラシの最大の強みだと言えますね。
また商品ページによると、安全面に関しては、針先が円形になっていて肌を傷つけないような工夫がされているようです。
抜け毛がよく取れて、お手入れも簡単で、安全面もクリアできている商品であれば、999円というお値段は確かにコスパがいいですね!
良くないと感じた点
・購入してすぐに、背面の毛玉取りボタンが壊れました。
値段相応の商品ですね。・使い始めは良かったが、少しするとストッカー内部に引っかかってブラシが出てこなくなった。
・針先が細くて痛がります。
スリッカーブラシを購入しようとするときに、個人的に気になるのが針金の安全性です。
こちらのセルフクリーニングブラシについても、問題なく使えているという声もあれば、愛犬が痛がったという声も・・・。
針先に工夫がされているとはいえ、ステンレス針金は多少なりとも刺激があるので、安全面を完全にクリアするというのは難しいようです。
また気になるのは、品質の問題ですね。
約100件のカスタマーレビュー中、5%で不良品との声が聞かれました。
どのような商品にも不良品はあるので、返品交換の対応などを確認したうえで購入するのがよさそうですね。
その他の気になったスリッカーブラシも紹介
ONSスリッカーブラシソフトタイプ
amazon・楽天のどちらでもランキング上位に入る人気商品です。
口コミによると、短毛の柴犬にぴったりで、力をいれずにたくさんムダ毛を取り除けるとのこと。
一方で、素人には使いこなすのが難しいという意見や、ブラシの先が当たると痛いという声がありました。
ローレンス ソフトスリッカー
イギリス製のスリッカーブラシです。
ハンドルは天然木で静電気が起きにくく、ブラシの裏側はアルミ製で軽量です。(S40g、M55g)
口コミでは、毛がかなり取れる、持ち手が全然がたつかないという評価の高いものも。
水洗いをすると錆びだらけになるので、注意が必要です。
SHOWTECH スリッカーブラシ レギュラー M
ベルギーのプロトリマーが考案したスリッカーブラシです。
ブラシがカーブしていて、見た目が特徴的です。
カーブしていることで皮膚に負担なく使えるのと、持ち手が長くて手首の負担も軽減されるように作られています。
ペティオ (Petio) プレシャンテ ハードスリッカーブラシ S
Sサイズで約500円、Mサイズでは約650円と圧倒的にコスパがいい商品です。
値段が安いのに、ピン先に丸いコーティングが施され、肌に優しい工夫がされています。
口コミによると、肌に優しい分、取れる抜け毛の量が一般的なスリッカーブラシに比べると少ないという意見がありました。
短毛の犬種向けの商品なので、柴犬にもぴったりです。
ケイプロ ステンレスロングティスリッカー
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極細で弾力性に優れたステンレスピンのブラシです。
口コミによると、柔らかいピンが密集しているので愛犬が気持ちよさそうにするという意見も。
国産品で、多くのプロのトリマーさんが用いているそうですよ。
まとめ
抜け毛重視、肌への優しさ重視、手入れのしやすさ重視の3つのブラシを詳しく比較してみました。
抜け毛重視の”武蔵プロ仕様ソフトブラシ”については、見た目は一般的なスリッカーブラシだと思っていましたが、性能と安全面の両方で予想以上に評価が高いように感じました。
調査前私の大本命であった、肌への優しさ重視の”ビーボンラバーブラシ”については、想像以上に肌に優しく安心して使用できそうです。
手入れのしやすさ重視の”セルフクリーニングブラシ”もこれまでのスリッカーユーザーが求めていた部分をクリアできて魅力的に感じます。
どのスリッカーブラシもそれぞれ特徴があり、とても悩むところですが・・・
調査の結果、私は”武蔵プロ仕様ソフトブラシ”が欲しくなりました。