ブラシ

獣毛ブラシを柴犬の抜け毛に使った効果は?簡単なお手入れ方法も

柴犬ファミリーのみなさん、愛犬の抜け毛とのお付き合いはいかがでしょうか?

私そらこも、愛犬おまめの抜け毛と格闘すること丸3年になります。

柴犬のブラッシングというと、”抜け毛がよく取れるブラシ”こそが必要だと思っていましが、最近ではそれだけでは不十分だと感じてきました。

これまでは数多くのブラシの中で、”いかに抜け毛が取れるか”という視点だけでブラシを選んでいましたが、ブラッシング後に残るもやもやした気持ちがずっと解消できずにいたのです。

「たくさん抜け毛を取ったのに、仕上がりがいまいちだな~・・・」

「抜け毛以外の被毛はお手入れしなくてでいいのかな?」

 

あれこれ悩んだ結果、獣毛ブラシを購入しました。

獣毛ブラシは抜け毛を取るためのものではなく、仕上げ用のブラシです。

馬や豚の被毛で作られていることが多く、静電気が起きにくいのが特徴です。

特別な技術は不要で気軽に使用できて被毛を整えてくれるというので、ずぼら飼い主の私にぴったりだと思いました。

ここでは獣毛ブラシを柴犬おまめに使った効果と、簡単なお手入れ方法について調べてみました。

Contents

獣毛ブラシを柴犬の抜け毛に使った効果は?

獣毛ブラシの存在は知ってはいたものの、そんなに抜け毛は取れそうにないと思ってこれまでスルーしていました。

「獣毛ブラシを柴犬の抜け毛に使ったらどんな効果があるのかなぁ?」

一般的に言われている獣毛ブラシの効果を、私の実体験を交えながら紹介していきます。

毛並みを整え、ツヤを与える

獣毛ブラシを使う主な目的は、被毛のケアです。

毛流れに沿ってブラッシングすることで、毛並みを整えツヤツヤに仕上げてくれます。

私たち人間が髪を梳かす目的と同じと言えますね。

 

獣毛ブラシを購入してから、おまめも女子力アップすべく毎日の被毛ケアに取り入れてみました。

効果ですが、獣毛ブラシを使い始めた数日後、散歩中にあった柴仲間に「シャンプーした?すっきりしてるね。」と言われました。

もともと毛並みを褒められることはありましたが、獣毛ブラシの効果も十分にあるのではないかと思います。

静電気が起こりにくいというのも、効率よく被毛ケアができる理由だと思います。

ブラッシングの仕上げに最適

我が家では、おまめの換毛期のブラッシングに、ファーミネーターを用いることがほとんどです。

獣毛ブラシはファーミネーターやスリッカーブラシなどの抜け毛が取れる系のブラシを使用した後に活躍します。

柴犬の抜け毛は次々と出てくるので、どんなに長時間ブラッシングしたとしても、全部綺麗に取れた!ということにはなりません。

長時間のブラッシングは愛犬の皮膚にも精神的にもストレスを与えてしまうので、我が家でもほどほどで止めています。

これまではブラッシングの最後に、手で表面に残った毛を集めていました。

でも、表面にちらほらと残ってしまうんですよね・・・

そこで、仕上げに獣毛ブラシをかけてみました。




表面に残った毛と、ほとんど抜けかけの毛を取り除くことができました。

表面にほとんど毛が残っていないことがわかります。

そしてところどころツヤツヤ光っているようにも見えますよね。

ちょっとしたことですけど、ブラッシングの仕上がりに大きな違いがあると感じました。

ほこり・汚れ・ノミ・ダニを取り除く

おまめは土や草の上を歩くのが好きなので、散歩コースもアスファルトだけでなく草が生えいる自然が多い場所を選んで行くようにしています。

おまめが嬉しそうにに草の中に入っていけばいくほど私そらこには不安なことが・・・

「散歩中に付く汚れや虫たちを、家に持ち込むのではないか」ということです。

現に散歩後のチェックでダニを発見したこともありました。

 

獣毛ブラシを購入してから、散歩あとに全身をブラッシングすることにしました。

ウェットティッシュで拭くのとは違って、毛の間まで届いているのがわかります。

ノミやダニがブラシに取れたのはまだ発見していませんが、ブラシを見ると抜け毛とは別に埃のようなものがたくさん付いていました。

1分もかけない簡単なブラッシングなので、おまめの皮膚の健康のためにも続けていきたいと思います。

皮膚の血流促進(マッサージ効果)がある

獣毛ブラシは被毛のケアだけでなく、皮膚のマッサージにも効果があると言われています。

私が購入した豚毛の獣毛ブラシを触ってみると、毛の部分は柔らかく皮膚にあたっても痛みは感じません。

被毛ケアとしてだけではなく、愛犬とのコミュニケーションツールとしても最適ですね。

 

獣毛ブラシの簡単なお手入れ方法

おまめを迎えてから3年が経ちますが、これまで獣毛ブラシを選ばなかった理由の一つに”お手入れが難しそう”というものがあります。

獣毛ブラシは毛だけでなく、ほこりやダニ・ノミなどの小さな虫も取り除いてくれます。

使用後は豚毛のブラシにびっしりと引っ付くという感じで、なかなか掃除が大変そうです。

しかし衛生的に使用するためにはこまめなお手入れが必要不可欠!

「獣毛ブラシのお手入れ方法」で調べた結果を、実際に試してみました。

コームを使用する

スリッカーブラシのお手入れでも大活躍の「コーム」を用いて、ブラシに付いた抜け毛を取ってみます。

使い方はコームで獣毛ブラシを下から上にとかすようにします。

実際にコームを使ってみた動画はこちらです。




 

結論は、コームを使うと抜け毛はそこそこ取れました!

簡単なデイリーケアとしては十分だと思います。

スリッカーブラシを使用する

獣毛ブラシのお手入れとして、「スリッカーブラシ」を用いている方もいらっしゃるようです。

獣毛ブラシに垂直にスリッカーブラシをセットしとかすという方法です。

実際にスリッカーブラシを使ってみた動画がこちらです。




毛を下からすくい取るコームに対して、スリッカーは上から毛を絡めとるような感じです。

全ての毛は取り切れませんが、こちらもデイリーケアとしては十分に取れていると感じます。

こちらは一度に触れる面積が広いので、コームに比べると一気に取れる感じがしました。

純石鹸でぬるま湯洗い

大体の抜け毛はコームやスリッカーブラシで取れますが、ゴミやほこりが溜まっていては衛生的とはいえません。

そんな時に発見したのが、純石鹸を入れた「ぬるま湯で洗う」という方法です。

人間用の獣毛ブラシに用いていましたが、同じ豚毛で試していた方法だったので犬用でも使える!と思いました。

 

ぬるま湯洗いの方法は以下の通りです。

①体温くらいのお湯を用意する。

②純石鹸を入れて、軽く泡立てる

③手早くブラシを洗っていく

④ぬるま湯で綺麗にすすぐ

⑤水を切って、日光に当てずに乾かす。

 

注意する点は、豚毛は基本的には水に浸けない方がいいということを頭に入れておきましょう。

そのことから、ぬるま湯で手早く洗うのがポイントです。

また、純石鹸を使用するのは化学成分などで天然のブラシが傷んでしまうのを防ぐためです。(わたしは近所のドラッグストアで購入しました。)

では、実際に試してみました!




まだ不慣れなので、少し毛が残っていますが・・・

根元の汚れが綺麗に取れました!

実際に洗ってみて失敗した点は、毛の間をゴシゴシしすぎて若干毛が開いてしまったような気がします。

また、よりよいステップとしてはコームやスリッカーで抜け毛をもっと取り除いてから、ぬるま湯洗いをすると仕上がりがまた違ったかなと感じました。

ぬるま湯洗いに関しては、ブラシに多少なりとも負担がかかってしまうので、毎回というよりは時々するスペシャルケアとして取り入れるのがちょうどいいと思います。

まとめ

いかがでしたか?

獣毛ブラシも柴犬のブラッシングに必要なアイテムだということがわかりました。

抜け毛がよく取れるブラシと、仕上げ用のブラシのダブル使用で、よりブラッシング効果が高まります。

私と同じく、柴犬の抜け毛ケアに悩んでいる方の参考になると嬉しいです。