柴犬の飼い主にとって尽きない悩みと言えば、「抜け毛」ですよね。
柴犬はダブルコートなので換毛期になるとものすごい量の抜け毛に驚きます。
「柴犬へのおすすめのブラシってどれだろう?」
ここでは柴犬の換毛期に最適なブラシについて調べてみました!
Contents
柴犬のブラッシングにおすすめのブラシは?
犬用ブラシにはいろいろな種類が出ていますね。
それぞれのブラシの特徴を理解して、愛犬の抜け毛ケアに上手く取り入れることができれば、ブラッシングがより楽しくなるような気がします。
ファーミネーター
ファーミネーターは換毛期のブラッシングにかなりおすすめです。
自信をもって言える理由は、私そらこも愛犬おまめのブラッシングにファーミネーターを使っているからです。
ファーミネーターは抜け毛がどんどん取れるので、肌を傷めたり、必要な毛まで抜いてしまうのではないかと心配の声が多いようです。
たしかに取れる抜け毛の量には驚きます!(換毛期は面白いくらいに取れます。)
私は3年間使い続けていますが、正しい使い方と適度な使用時間を守れば安全ですし、おまめの毛はツヤツヤしていて毛並みがいいと褒められることが多いです。
私が実際に使ってみた感想が、使おうかどうか迷っている方に判断していただく材料になれば嬉しいです。
ファーミネーターの使用頻度についてはそれぞれ意見があるようですが、私はほとんど毎日使用しています。
必要な毛まで取れてしまうのでは?という声がありますが、換毛期ではない時に1週間ぶりにファーミネーターをかけてみたら、そんなに取れませんでした。
ファーミネーターの商品説明にもありますが、ファーミネーターは近々抜けるであろう不要な毛が取れるということに間違いないと感じました。(無理やり抜いているのではなさそうです。)
スリッカーブラシ
スリッカーブラシも換毛期の抜け毛対策におすすめです。
柴犬の日ごろの抜け毛ケアとしてスリッカーブラシもよく使われています。
スリッカーブラシの正しい使い方について、私の実体験をまとめてみました。
また、たくさんの種類があるスリッカーブラシを目的別で比較しました。
あなたにピッタリのスリッカーブラシ選びの助けになれば嬉しいです。
スリッカーブラシについてはブラシ部分が針金のものが多いので、皮膚を傷つけてしまうのではないかという不安が私にもありました。
たしかに、プロにしか上手く使いこなせないという技術が必要な商品もありますが、安全に配慮され、初心者でも使いやすい商品もどんどん出てきています。
実際に使用した人の感想を見てみても、抜け毛取りの実力は十分にあるブラシだといえるでしょう。
コーム
コームは抜け毛がたくさん取れる道具ではないので、換毛期の抜け毛対策には向いていない商品です。
しかし、別の大切な役割を果たしてくれます。
コームはいらない毛をすくい取る道具で、ブラッシングの仕上げに適しています。
身体の表面に残った毛を綺麗に取り除くことができるので、ブラッシングの仕上がりが大きく変わってきます。
コームの使い方・かけかたを写真と動画で紹介しました。
実際にコームを取り入れてみると、最初はよく引っかかってた毛が、ブラッシング後にはすーっと通るようになるのが分かります。
柴犬のブラッシングについては、抜け毛を基準にするといつまでも取れるので「ブラッシングの終わりが分からない」という悩みも見られます。
抜け毛の量がある程度落ち着いてきたらコームをかけてみて、コームがスムーズに通るようになったら終わりという風に決めるのもいいかもしれません。
ピンブラシ
ピンブラシは被毛を整えてくれますが、換毛期の抜け毛対策としては向いていないと思います。
ピンブラシは先端が丸くなっていて、ブラッシング初心者でも安心して使用できます。
被毛のもつれをほぐし、毛流れを整えるためのブラシです。
先端が丸いとはいえ、力を入れてしまうと皮膚に負担がかかるので、皮膚に当たるか当たらないかのところを保つのが安全に使用するためのポイントです。
毛流れに沿って、体に平行にかけていきましょう。
柴犬にも使用できますが、基本的には長毛種向けのブラシだといえます。
獣毛ブラシ
獣毛ブラシは身体のどこにでも使用できる万能ブラシですが、換毛期の抜け毛対策にはあまり向いていないブラシだと思います。
獣毛ブラシは動物の毛でつくられており、主に猪毛と豚毛のものがあります。
日常の被毛ケアに取り入れることで、毛艶を良くしたり、毛並みをきれいに整える効果があります。
抜け毛を取る目的で使うものではなく、仕上げ用のブラシです。
また散歩後に使用することで、ほこりや汚れ、ノミ・ダニを取り除いてくれます。
優しい刺激で皮膚の血行促進にもなります。
実は最近おまめの散歩後にダニが付いているということが続いて、ちょうど悩んでいたところでした。
シャンプー効果があるウェットティッシュで拭きあげてはいますが、毛の間までは行き届いてなさそうで・・・。
獣毛ブラシであれば毛の間までケアできそうですし、特に技術も不要なのででササっと使えて毎日無理なく取り入れられそうだと感じました。
ラバーブラシ
ラバーブラシは柔らかいゴム製のブラシで、愛犬の身体を傷つけることなく安全に使用できます。
抜け毛ももちろん取れますが、ファーミネーターやスリッカーのような取れ方はしないので、換毛期の抜け毛対策としては「まぁまぁ」だと思います。
マッサージ効果もあるのでブラッシング目的だけでなく愛犬とのコミュニケーションの道具としてもおすすめです。
硬いブラシが苦手でブラッシングを嫌がるような子も、ラバーブラシであれば受け入れてくれたという声も多くあります。
ラバーブラシについて調べてみると様々なタイプがでていますが、私はダイソー(100均)のラバーブラシを使っています。
私がラバーブラシが欲しくなったのは抜け毛を取るためというよりは、おまめとスキンシップ用としてです。
テレビをみているまったりタイムに手でなでなでしていたのを、ラバーブラシでなでなで。
おまめも気持ちよさそうですし、ついでに抜け毛も取れるという感じで得した気分です。
手袋タイプ
手袋タイプのブラシは、名前の通り手袋(グローブ)に突起がついています。
手にはめた状態でなでることで簡単にブラッシングができ、抜け毛がよく取れると人気があります。
換毛期の抜け毛対策としてはファーミネーターやスリッカーブラシに次いでおすすめのブラシだと感じました。
但し、商品によって突起の大きさや数が異なり、取れる抜け毛の量にも影響がありそうなので口コミを見て選ぶと間違いないかと思います。
抜け毛処理だけでなくマッサージ効果も期待できます。
ブラッシングに抵抗がある子も、手袋タイプであればすんなり受け入れてくれたという感想もありました。
取れた毛はブラシに張り付くので、ペリっとめくるように簡単に剥がすことができます。
柴犬の換毛期にはファーミネーター・スリッカー・手袋タイプがおすすめ!
いかがでしたか。
見ただけではどれを選べばいいかわからないブラシですが、それぞれの効果や目的を知ることで必要なものが見えてきたのではないでしょうか。
「柴犬の換毛期におすすめのブラシ」としては、効率的にたくさんの抜け毛が取れることが求められます。
上記7種類では、ファーミネーター・スリッカーブラシがベストではないでしょうか。
そして、抜け毛がよく取れても安全面が気になるのであれば、手袋タイプがおすすめです。
抜け毛処理に特化したこれらのブラシをメインに使いながら、仕上げにコーム・獣毛ブラシなどを用いることでより満足のいくブラッシングができそうですね。
今後、ブラシを使用した実際の様子など、こちらに追記していこうと思います。